絶対に押さえておくべきカロリーの原則
こんにちは!
TRANSCENDの石川です。
本日はカロリーの原則についてお話していきます。
近年、SNSを中心としてフィットネスブームに火が付いたことで、ダイエットやボディメイクといった身体作りは
スポーツ選手やトレーニング愛好家の方たちだけでなく、一般の方々にも身近なトピックとなりました。
痩せる為にはこれを食べればいい、こういう運動がいい、あるいは筋肉をつけたいならこれを摂るべきといった広告や
情報がネットやテレビなどの多くのメディアに溢れています。
いまだに「○○だけ食べるダイエット」といった類の話もちらほら耳にします。
確かに、減量したいときに積極的に摂りたい栄養素や、筋肉で身体を大きくしたいときに食べるべき食材といったものは、
あるにはあります。
しかし、口に入れる食材に限らず、絶対に押さえておかなくてはならない基本的な大原則というものがあるのです。
それがカロリーの原則です。
食品の成分表を見ると「熱量」とか「kcal」と書かれているあれです。
その言葉自体は知っていても、意味が良くわからないという方が多いかもしれません。
簡単に言えば、「カロリー」とはエネルギーの単位で、1ℓの水の温度を1℃上昇させるのに必要なエネルギーが
「1kcal」になります。
そして、そのエネルギーを使って私たちは生きています。
消費カロリーとは
エネルギーの使われ方、いわゆる「消費カロリー」には次のうち3つがあります。
・基礎代謝:約60%(体温維持、臓器を動かすなど、寝ていても消費されるカロリー)
・活動代謝:約30%(日常生活の中で、運動によって消費されるカロリー)
・食事誘発性熱産生:約10%(食べたものを消化する過程で発生する消費カロリー)
基礎代謝+活動代謝+食事誘発性熱産生=総消費カロリー
※数字は人によって異なる。
基礎代謝とは
この中で特によく耳にするのが「基礎代謝」だと思います。
これは何もしなくても(ただ寝ているだけでも)消費されるカロリーで、人が消費する総カロリーの
およそ60%ほどを占めると言われています。
摂取したカロリーの半分以上は基礎代謝として消費され、一日の総消費カロリーのベースとなります。
ダイエットの広告などで「基礎代謝を上げよう!」などとよく言われるのはそのためです。
活動代謝とは
これは身体を動かすことによって消費されるカロリーで、総消費カロリーの30%を占めています。
駅まで歩いて、階段を上って、ジムに行って運動してなど、身体を動かす場面が増えると、活動代謝は増えます。
逆に、2020年の自粛期間中のように、活動の機会を奪われると、活動代謝は低下します。
食事誘発性熱産生(DIT)とは
意外とバカにできないのが「食事誘発性熱産生」です。
Diet Induced Thermogenesis の頭文字を取って「DIT」とも呼ばれます。
これは食べたものを消費する際に発生する消費カロリーで、総消費カロリーの10%ほどを占めます。
特にタンパク質を摂った際にDITとして消費されるカロリーが多く、消化の過程を経ずに吸収されるアミノ酸よりも
肉類や卵などの固形タンパク源のほうがDITによて消費されるカロリーというめんで減量に向いていると言えます。
カロリー収支
ここまでの話を踏まえ、原則として消費しているカロリーに対してオーバーカロリー(摂取カロリー>消費カロリー)
の食事を続ければ体重は増え、アンダーカロリー(摂取カロリー<消費カロリー)の食事を続ければ体重は減る傾向にあります。
・減量したい=摂取カロリー<消費カロリー
・筋肉をつけたい=摂取カロリー>消費カロリー
押さえておくべきカロリーの原則まとめ
「これを食べれば痩せる」、「脂が少なくてヘルシー」と言われるものを食べても、
オーバーカロリーの状態が続けば体重は増えます。
「これを飲めば筋肉がついて身体が大きくなる」というサプリメントを摂っても、アンダーカロリーの状態が
続けば身体が大きくなるどころか体重は減ります。
要するに、減量するときも筋肉をつけるときも、身体に取り入れたカロリーと消費したカロリーの差し引きを
考える必要があります。
そのためには、どのような栄養素にどれだけのカロリーがあるのかを基礎知識として頭にインプットしておいたほうが
いいでしょう。
本日は以上です。
また次回もお楽しみに☆
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