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散歩には良い効果がたくさん!

外出中に散歩をしている人を見かけることも多いのではないでしょうか。

散歩にはどんな効果があるのか?

どの時間帯に行うのがいいのか?

そんな疑問を持たれている方もいると思います。

この記事では散歩の効果や時間帯ごとのメリットなどを解説していきます。

是非最後までご覧ください。

散歩の身体的効果

カロリー消費と体脂肪減少

散歩は、身体への負担が少なく、誰でも手軽に始められる運動の一つです。特にダイエットや体重管理を目指している方にとって、散歩は健康的かつ持続可能な方法でカロリーを消費するための効果的な手段と言えます。散歩の際のカロリー消費量は、個々の体重、歩行の速度、さらには地形の状況などによって変わってきますが、平均的には体重60kgの成人が1時間歩くことで約200〜300kcalを消費するとされています。例えば、より速いペースで歩いたり、坂道を上ったりすることで、消費カロリーはさらに増加します。このため、目的に応じて運動の強度を少し上げるだけでも、消費エネルギーに顕著な変化が生まれます。

具体的に言えば、緩やかなペースでの平坦な道を歩く場合、心拍数が上がるくらいの速歩きの場合、急な坂道を登る場合とでは、その消費カロリーには大きな差があります。例えば、歩く速度が時速4kmから6kmに増加するだけで、1時間あたりの消費カロリーは20%〜30%ほど上昇することがわかっています。

また、散歩は体脂肪の減少にも大きく貢献します。体脂肪の燃焼を促進するためには、有酸素運動が非常に効果的であり、散歩はその典型的な形態の一つです。有酸素運動とは、酸素を十分に使いながら長時間行う運動で、主に脂肪をエネルギー源として使います。低〜中強度の運動を長時間続けることで、体は蓄えられた脂肪を徐々に燃焼していきます。このため、散歩を習慣化することで、体脂肪の減少を自然に促すことができます。

筋力強化

散歩は、特に下半身の筋力を強化する効果が期待できます。歩く動作自体が単純であるにもかかわらず、多くの筋肉を協調して使うため、様々な部分で筋力を向上させる効果をもたらします。

まず、散歩を行うことで、太もも(大腿四頭筋やハムストリングス)、ふくらはぎ(腓腹筋やヒラメ筋)、そして臀部(大臀筋など)の筋肉が鍛えられます。これにより、日常生活における様々な動作、例えば階段の上り下りや立ち上がりがより容易になったり、脚力が向上することで、転倒のリスクが大きく減少します。特に高齢者にとっては、転倒が骨折や生活の質低下につながることも多いため、下半身の筋力を維持・向上させることは非常に重要です。

さらに、散歩では単に脚を前後に動かすだけでなく、歩くたびに重心を移動させるため、体を支える筋肉群が自然と働くことになります。これにより、下半身以外にも体幹の筋肉が活発に使われます。腹直筋や腹斜筋、脊柱起立筋などの体幹筋は、歩行時にバランスを保つ役割を果たしており、地面を蹴るときや足を引き戻すときには姿勢を支えるために収縮します。これにより、体幹の安定性が向上し、姿勢の改善や全体的なバランス感覚の向上に繋がります。

散歩を習慣化することで、こうした体幹筋の強化が徐々に進み、姿勢の矯正が期待できます。現代社会では、座りがちなライフスタイルによって姿勢が崩れがちですが、散歩によって体幹が鍛えられることで、背骨が自然とまっすぐに伸び、猫背や腰痛の予防にも効果があります。また、体幹の安定性が増すことで、全身の動きがスムーズになり、日常の活動やスポーツなどにおいてもパフォーマンスが向上します。

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心肺機能向上

散歩は有酸素運動の一つであり、心肺機能を向上させるための最も手軽で安全な方法と言えるでしょう。特に無理のないペースでの持続的な運動は、心臓に穏やかに刺激を与え、長期的には心血管系の健康を向上させる効果があります。

散歩中には心拍数が適度に上昇し、心臓がより効率よく血液を送り出すために強く働きます。この運動によって心筋が強化され、心臓のポンプ機能が向上します。これにより、一回の拍動で送り出される血液量が増加し、結果として心臓がより少ない回数で効率よく全身に血液を送り出せるようになります。この効率的な血液循環は、心血管系の負担を軽減し、結果として心臓発作や動脈硬化などの心血管疾患のリスクを低減することにつながります。

また、散歩は肺の機能向上にも役立ちます。歩行中には呼吸が深くなり、酸素の取り込みが促進されます。これにより肺が酸素をより多く取り込み、血中酸素濃度が向上します。この酸素が全身の細胞に行き渡ることで、細胞の代謝が促進され、エネルギー生成がスムーズに行われるようになります。肺の呼吸機能が強化されることで、日常的な活動での息切れが減少し、持久力が向上するという効果も期待できます。特に、長時間の散歩を継続することで、酸素を効率的に利用する能力が向上し、全身の持久力が増していくことが明らかです。

また、定期的に散歩を行うことで心拍変動(HRV)も改善される可能性があります。心拍変動は、心臓がリラックスしたり興奮したりする際の変動幅を示しており、これが高いほど自律神経が健康であることを意味します。

血圧、コレステロール値の改善

散歩を行うことで全身の血液の流れが促進され、血管が柔軟性を持つようになります。血管の弾力性が高まると、血液がスムーズに流れることが可能になり、心臓にかかる負担が減少します。その結果、血圧の安定が促され、高血圧の予防や管理に役立つのです。このような血管へのポジティブな影響は、継続的に行われる運動によって徐々に高まっていきます。

散歩は特に高血圧に悩む人にとって、血圧を自然に下げる手段として非常に有効です。運動によって血管が拡張することで、血管抵抗が減少し、血液がスムーズに流れやすくなることから、血圧が下がります。この血管拡張作用は、散歩のような有酸素運動を継続することで得られる長期的な効果であり、薬を使用せずに血圧をコントロールする自然な方法として推奨されています。

また、血管が柔軟性を持つことにより、心臓が血液を送り出す際の抵抗が少なくなるため、血圧の上昇を抑えることができます。

さらに、散歩は血液中のコレステロール値の管理にも貢献します。散歩を含む定期的な有酸素運動は、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減少させ、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増加させる効果があることが知られています。LDLコレステロールは動脈の壁に蓄積して動脈硬化を引き起こすリスクがある一方、HDLコレステロールは余分なコレステロールを肝臓に運び、体外に排出する役割を持っています。この善玉コレステロールの増加により、血液がよりスムーズに流れ、動脈硬化の予防にも効果的です。

免疫力向上

定期的な散歩を行うことで、体内の免疫システムが活性化し、感染症に対する抵抗力が高まると言われています。これは、有酸素運動によって体内の血液循環が良くなり、免疫細胞であるリンパ球やナチュラルキラー細胞が血流に乗って全身に効率よく運ばれるようになるためです。こうした免疫細胞が体内を巡ることで、ウイルスや細菌などの異物を早期に発見し、攻撃する能力が向上します。

具体的には、体内での免疫細胞の生成とその活性化が促進されます。例えば、白血球やリンパ球といった免疫システムの主な細胞が増加し、さらにこれらの細胞が効率的に動き、異物を攻撃する能力が強化されることが報告されています。特に、ナチュラルキラー細胞はウイルス感染した細胞や癌細胞に対して直接攻撃する力を持つ重要な免疫細胞ですが、適度な運動はこのナチュラルキラー細胞の働きを活発にすることがわかっています。このように、散歩をすることで免疫系がより効率的に機能し、病気への抵抗力が高まることが期待されます。

また、散歩で新鮮な空気を深く吸い込むことで、酸素の取り込みが効率よく行われると同時に、体内の老廃物の排出も促進されます。この酸素の供給増加は、免疫細胞の活動にも良い影響を与え、感染防御能力が強化されます。

さらに、散歩による免疫力向上には炎症の抑制効果も関係しています。散歩のような軽い運動は体内での炎症性サイトカインの産生を抑える役割を持ち、慢性的な炎症が体内に及ぼす悪影響を軽減する効果が期待されます。炎症は多くの慢性疾患や免疫機能の低下に関わるため、散歩を行うことで炎症のレベルを低く保ち、免疫系のバランスを整えることができます。

睡眠の質向上

日中に散歩を取り入れることで、身体が心地よく疲れ、夜間には自然な眠気が生じるため、スムーズに入眠しやすくなります。また、散歩は体内の生理的なリズムを整え、良質な睡眠をサポートする多くの効果を持っています。

散歩中に日光を浴びることは、体内時計を整える上で重要な役割を果たします。私たちの体には、概日リズムと呼ばれる24時間のリズムが備わっており、これによって睡眠と覚醒のサイクルが規定されています。日中に太陽の光を浴びることで、脳の視交叉上核が体内時計をリセットし、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌が夜間に適切に行われるように調整されます。特に日中に散歩を行うことで、このメラトニンのリズムが整い、睡眠の質が向上します。

また、適度な運動である散歩は、身体に心地よい疲労感をもたらし、深い眠りを誘発します。低~中強度の運動は、体温を一時的に上昇させ、その後に体温が下がる際にリラックス感を引き起こします。この体温の変化は、眠りにつくときに重要な役割を果たします。特に体温が下がるときには、副交感神経が優位になり、身体が自然と休息モードに入る準備が整うため、入眠しやすくなります。散歩を日中に行うことで、この効果を最大限に引き出し、夜間の深い眠りを促すことが可能になります。

さらに、散歩は夜間の睡眠の段階にも影響を与えます。特に、深い眠りと呼ばれるノンレム睡眠の割合が増えることが期待されます。深い眠りの段階では、身体の修復や成長ホルモンの分泌が活発に行われ、心身のリカバリーが促進されます。散歩を習慣化することで、この深い眠りが増加し、結果として日中の活動に対する疲労回復力が高まります。

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骨粗鬆症の予防

散歩は、骨密度を維持および向上させる効果があり、骨粗鬆症の予防に大きく寄与する可能性があります。骨粗鬆症は、骨の密度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる状態を指し、特に閉経後の女性や高齢者に多く見られる疾患です。しかし、散歩のような低衝撃の運動を取り入れることで、骨への適度な刺激が加わり、骨密度を維持しやすくなります。

散歩の際にかかる身体の重みが、骨に適度な負荷を与えることで、骨が強くなるように反応します。これは「骨への荷重」が骨形成を刺激するためです。骨は負荷がかかることによって新たな骨組織を生成し、骨の密度が向上します。このように、歩行による骨への適度な負荷は、骨のリモデリング(新たな骨を作り出し、古い骨を取り除く過程)を促進し、骨密度の低下を防ぐ役割を果たします。特に足の骨や腰椎など、体重を支える骨に直接影響を与えるため、これらの部位の骨密度を向上させる効果が大きいのです。

骨密度の維持は、特に閉経後の女性にとって非常に重要です。閉経後はエストロゲンというホルモンの分泌が減少し、それが骨密度の低下につながります。エストロゲンは骨の健康にとって重要な役割を果たしており、その減少によって骨がもろくなる傾向があります。このため、骨に適度な刺激を与える散歩は、ホルモン変化による骨密度の低下をある程度抑える効果が期待されます。また、年齢を重ねるにつれて活動量が減少することで、骨の強度も弱まる傾向がありますが、散歩のように日常に取り入れやすい運動を続けることが、骨粗鬆症の予防に繋がると考えられています。

また、散歩は日光を浴びることと相性が良いため、ビタミンDの生成を促進する効果も持っています。ビタミンDはカルシウムの腸管からの吸収を助け、骨に必要なカルシウムを効率的に体内に取り込むのを助ける重要な栄養素です。散歩を屋外で行うことで、皮膚が紫外線を浴びてビタミンDが体内で生成され、カルシウムの吸収が促進されます。カルシウムは骨の主な構成成分であり、骨の強度と密度の維持に不可欠です。特に日光が不足しがちな生活をしている人や、高齢者にとって、散歩はビタミンD不足を補う自然な方法となり、骨の健康に大きな利益をもたらします。

さらに、散歩は関節にも良い影響を与えます。関節に適度な動きを与えることで、軟骨が栄養を取り込みやすくなり、関節炎の予防にもつながります。関節を動かすことで、滑液(関節の潤滑油)が分泌されやすくなり、関節の摩耗を防ぎます。こうした動きが骨と骨のつながりを強化し、骨粗鬆症の影響を軽減するのに役立ちます。

散歩の精神的効果

ストレス解消、リラックス効果

散歩は、日々の生活の中で蓄積されるストレスを解消し、心をリフレッシュさせるための非常に効果的な手段です。忙しい日常の中で、心を穏やかに保つためには、散歩が最適な方法のひとつと言えるでしょう。

特に公園や自然が豊かな場所での散歩は、周囲の緑や景色を楽しむことで心が癒され、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を減少させる効果があるとされています。研究によると、木々の緑を眺めたり、鳥のさえずりを聞いたりするだけでも、人の精神状態が安定し、リラックス感を高めることができます。都市の喧騒から離れ、自然の中をゆっくりと歩くことは、心の疲れを癒し、精神的な疲労を和らげる大きな助けとなるでしょう。そのため、リフレッシュ効果がより強く実感できるのです。

さらに、散歩には瞑想的な効果もあると言われています。歩くという単純でリズミカルな動作は、心の中の雑念を自然と取り除き、頭をクリアにするのに役立ちます。歩くリズムに合わせて呼吸が整い、その規則正しい動きが心を静め、自然な瞑想状態に導いてくれます。その結果、散歩の後には心身が軽くなり、リラックスした気持ちを得ることができるでしょう。

うつ症状改善

散歩はうつ症状の改善にも効果があるとされており、定期的に散歩を行うことは心の健康維持に非常に有効であることが、様々な研究によって示されています。うつ症状を抱える人々にとって、日々の散歩は単なる運動に留まらず、心のケアとしても重要な役割を果たします。

まず、散歩により分泌されるエンドルフィンについて注目したいと思います。エンドルフィンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、脳内で自然な抗うつ作用を持つ物質です。このホルモンの働きにより、散歩をすることで気分が高まり、ポジティブな感情が引き出されやすくなります。エンドルフィンの分泌は、ストレスを緩和し、うつ症状の緩和にも貢献するとされています。特に、軽度から中度のうつ症状を抱えている人に対して、散歩のような軽い運動が大きな効果を持つことが確認されています。これによって、精神的な健康の改善が期待できるでしょう。

また、散歩を日課にすることが、自己肯定感の向上に寄与します。日々の習慣として散歩を取り入れることで、「自分は健康のために何かを成し遂げている」という意識が芽生えます。この健康管理を行うという意識は、自己効力感を強め、自己肯定感を高めます。さらに、何かを継続して成し遂げることで得られる達成感や自己への信頼感も、うつ症状の改善に対してプラスに働きます。小さな目標を日々達成することで、達成感を得て、精神的に充実した感覚を抱きやすくなります。

散歩をする際に太陽光を浴びることも、うつ症状の改善にとって非常に重要です。太陽の光に触れることで体内でセロトニンという神経伝達物質が生成されます。セロトニンは気分を安定させる役割を持っており、その分泌が増えると気持ちが落ち着き、うつ症状の緩和に役立つとされています。特に、セロトニンは日中の覚醒度を高める働きを持ち、夜にはメラトニンに変換されることで、夜の睡眠を促進します。

集中力アップ

散歩には、集中力を高めたり、思考を整理したりする効果があることが知られています。日常生活や仕事、学業において高い集中力を維持することは非常に重要ですが、常に集中し続けることは脳に大きな負担をかけてしまいます。このような時に散歩を取り入れることは、脳の休息と再活性化にとって理想的な方法です。

人の脳は一度に大量の情報を処理し続けると、その負荷が原因で集中力が低下し、情報処理能力が落ちてしまいます。しかし、散歩をすることで、そうした負荷が軽減され、脳をリフレッシュさせることが可能です。歩くことによって心身にリラックス効果をもたらし、脳が休息を取ることができ、過度に興奮している神経系が鎮まり、適切に再調整されます。その結果、散歩後には集中力が回復し、作業効率や学習効率が向上すると言われています。

また、散歩中に目にする周囲の風景や耳にする自然の音、あるいは心地よい風などが脳にリフレッシュ効果をもたらします。これらの自然刺激は、脳に対するリセットのような効果があり、一時的に日常のプレッシャーから解放される手助けとなります。過剰な考えや不安が和らぎ、自然と新しい視点を持てるようになります。このため、散歩中には、普段は浮かばなかった新しいアイディアや解決策が自然と頭に浮かぶことがよくあります。特に、クリエイティブな活動に携わる人や問題解決が求められる職業の方にとっては、散歩が思考の転換を促し、新しい発想を得るための貴重な時間となることも多いのです。

さらに、散歩中に血流が促進され、脳への酸素供給が増加することも集中力の向上に寄与しています。身体を動かすことで全身の血流が良くなり、その結果、脳への酸素と栄養が十分に供給されます。これにより、脳が効率的に働き、思考がクリアになり、集中力が向上するのです。特に、静かなオフィスや家の中での仕事や勉強とは対照的に、散歩は体を動かすことで感覚を活性化し、脳を再び集中しやすい状態に戻す効果があるのです。

散歩の時間帯とそれぞれのメリット

朝の散歩

朝の散歩は1日の始まりを活力に満ちたものにするための素晴らしい方法です。朝から新鮮な酸素を体内に取り入れることで、身体全体がリフレッシュされ、心身が目覚め、1日のエネルギーを高めることができます。自然と早起きの習慣を促し、規則正しい生活リズムの形成にも役立ちます。

特に、朝の空腹時に散歩を行うことには体脂肪の燃焼効果が期待できます。朝食前は血糖値が低い状態であり、エネルギー源として体内の脂肪を優先的に使う傾向があるため、体脂肪の減少を促進しやすくなります。このタイミングでの軽い有酸素運動は、脂肪燃焼を効果的に行うのに適しており、ダイエット効果をさらに高めることができるでしょう。体が目覚めると同時に脂肪が燃焼されることで、心身の爽快感とともに身体的な変化も実感できるようになります。

昼の散歩

昼の散歩は、午後の生産性を高める効果があります。デスクワークや単調な作業が続くと、どうしても集中力が低下しやすく、気分も沈みがちになります。昼に散歩を取り入れることで、脳がリフレッシュされ、仕事へのモチベーションが向上します。

ただし、昼の散歩はタイミングに注意が必要です。食後すぐに散歩を行うと、消化不良の原因になることがあります。特に満腹時に運動を行うと、胃に負担がかかり、消化活動がうまく進まなくなります。そのため、食後30分から1時間後に軽い散歩をすることが理想的です。この時間を選ぶことで、消化を助けながらも胃腸に負担をかけずに、散歩の健康効果を最大限に享受できます。

また、夏場の昼は気温が高くなることが多く、熱中症の危険性もあるため、特に注意が必要です。熱中症を防ぐためには、暑い日には帽子をかぶったり、涼しい服装を心がけたり、水分をしっかり補給することが重要です。さらに、直射日光を避け、できるだけ日陰を選んで散歩をすることや、散歩の時間を短めに設定することも効果的です。

昼の散歩は短時間でも十分な効果が期待できます。身体を動かすことで血行が良くなり、午後の眠気を防ぐことにも役立ちます。

夜の散歩

夜の散歩は、1日の終わりに心身をリラックスさせ、良質な睡眠を促す効果があります。仕事や家事などで疲れた体と心を癒すために、夜の静かな時間にゆっくりと歩くことは、非常にリフレッシュ効果が高い活動です。日中に溜まったストレスを解消するのに効果的であり、夜の涼しさや静かな空気を感じながら歩くことで、リラックスした状態を作り出し、気持ちの切り替えがスムーズになります。

また、夜に散歩をすることで体温が一時的に上昇し、その後、体温が自然に低下します。前述のとおり、この体温の変動は、眠気を引き起こすきっかけとなり、睡眠の導入をスムーズにします。体温が上がった後に下がることで、副交感神経の活動を優位にし、リラックスを促進します。これにより、夜の散歩はただ単に気持ちを落ち着けるだけでなく、眠りに入りやすい状態を作り出す効果も期待できます。

ただし、夜の散歩で気をつけたいのは強度です。激しい運動は交感神経を刺激し、逆に体が興奮状態になり、眠りを妨げる可能性があります。そのため、夜の散歩は軽めのペースでゆっくりと歩くことを心がけるのが理想的です。早歩きやランニングは避け、心地よい程度の速さで、できれば30分前後の散歩に留めるようにしましょう。

まとめ

散歩にはさまざまな身体的、精神的効果があります。

時間帯によってもそれぞれメリットが異なります。

少しずつでも、継続することで大きな成果につながります。

ご自身の目的や生活習慣に合わせて散歩を取り入れ、健康的な身体を目指しましょう。

TRANSCENDでは、一人ひとりの状況に合わせて適したメニューを組んでいます。

通う頻度についても月2回、月4回、月8回の3つのプランから選択できるので、お気軽にご相談ください。

豊橋市のパーソナルジム「TRANSCEND」